非公開のメールアドレスに対して迷惑メールが届くようになりました。

http://www.hatena.ne.jp/1125623714


質問者の希望する回答ではないと思われるのでブログにて。
終わってからいわしでも良いけど、忘れる可能性もあるので。


もちろん、どれも可能性はある。
高い順は、
2.スパイウェア
1.情報漏洩
3.メールが盗まれた


ここで私が書きたいのは、3.メールが盗まれる、が何故ないか。
TCP/IPの世界で、馬鹿ハブがいれば、パケットを盗むのは非常に簡単。
では、盗まれる確率が最も高いのでは?


さてさて、ここで、インターネットのパケットを盗む方法を考えてみましょう。
インターネットに直接(プロバイダー経由でなく)接続できれば、
相当量のパケットを盗むことができるとは思います。
でも、直接?
普通の人は、プロバイダー経由であり、そういう場合、
インターネットの関係ないパケットが流れてくるとは、思えない。
そう、普通の人には、なかなか難しい話です。
それなりな技術と、手間と、機器のコストがかかります。
そして得られるのは、莫大なパケットです。
まさに莫大。それも、無作為。
メールアドレスが無作為に欲しいなら、それでも良いかもしれません。
でも、普通は、30代男性であったり、F1の好きな人、であったり、
もう少し付加価値のある情報が欲しいかと思います。
だから、手間をかけて、直接盗んだりはしないと思うのです。


だいたいにおいて、それなりな技術の持ち主は、そんなヒマな事はしない。
モラルが欠損していて、技術があり、財力もそれなりにある人が
巷にあふれるようになれば、この危険が高まるかも。


ただね、特定の会社に恨みのある人が、その会社のアカウントのみを
ターゲットに、そういうことをやらない、とはいえません。
発信元等でフィルタをかけるのはそれなりに簡単ですから。
それがないなら、3.の可能性は、極めて低い、といえるのです。


んー、ただ方法が確立している以上、未来永劫安全とは言えない。
CPU性能は上がるし、HDD性能も上がる。
今やテラバイトも驚くべき数字ではない。
あとは、インターネットの接続環境。
ブロードバンド?が、極端な方向に進めば、、、。


1.も確かに可能性は高い。意識の低い管理者にあるサーバは、
結構セキュリティホールがそのままのことも多い。
でも、意識の低い管理者よりも、圧倒的に意識の低いサラリーマンが多い以上、
2.の確率の方が高い、という話になるわけである。
社内の人、取引先の人、みんなのPCは大丈夫かい?
はたまた本人は?


ちなみに、メールアドレスをターゲットにしたスパイウェアは、ゴマンとある。
名前を上げるのは、ちとつらい。